市内の飲食店で、全国のクラフト作家の作品や高岡クラフトを器として実際に使っていただく、クラフトと食の共演。お店と作家のコラボレーションによるオリジナルの器や、市場街期間限定の「スペシャルメニュー」が登場するお店も! 美味しいお料理と素敵な器が作り出す、豊かな時間と空間をお楽しみ下さい。
メリースマイルカフェ(スイーツ)
「高岡クラフト膳」 ¥1,000、ドリンク付き
スィーツだけではなくランチメニューのバリエーションも豊富。そして一番のおすすめは週替わりの「高岡クラフト膳」、地元メーカー、作家のコラボによる食器は、スズのプレート、ぐい飲み(小鉢代わりに)ご飯茶碗、漆のお椀、そしてトレイや箸置きまでこだわって地元工房からオリジナルをそろえました。
こだわりは食器だけではなく、食材も一切冷凍食品を使わず、すべて新鮮な地物でまとめています。素材の特徴を生かしそれぞれにした下ごしらえを重ねた味付けが、箸を移すたびに全体の優しいハーモニーを生み出す丁寧な御膳です。お冷がレモン、ミント、ノーマルの3種類が用意され、聞き覚えのないコーヒーや紅茶の詳しい説明がメニューにあったり、スタッフの心遣いが感じられるお店です。
高岡市本丸町13-10 MAP-36
OPEN : 11:00~17:00 ※10/4(日)休
tel : 0766-75-3586
関連イベント→伝統工芸品を語ろう
竹の子(手打ちそば)
「竹の子クラフト膳」 ¥1,600 市場街期間限定/お昼限定15食
そば粉は信州もの、食感をよくするために粗挽きと普通に引いたものを混ぜ9:1の割合でつなぎを、そしてこだわりの麺の太さは1.5mm。これは細すぎるとそばつゆが絡み過ぎ、また太すぎると蕎麦の味が強くなるからとのこと。
市場街期間中の特別メニューは「竹の子クラフト膳」地元「漆器のくにもと」提供の漆器の「そだてるうつわ」を使い、てんぷらと季節の野菜のたき合わせ、そしてわらび餅のデザートをセット。てんぷらはエビ、なすに加賀蓮根。蓮根のさくっとしたそれでいてしっかりとした歯触りがそばを引き立てます。
漆の小鉢に盛合されるたき合わせは、高岡のかぼちゃ、ホウレンソウ、福野の里いも、石川の五郎島のサツマイモなどの野菜、根菜に鴨肉など、それぞれを別々に炊いているため、一つ一つの味がしっかりと伝わり、てんぷらの食感とともにお蕎麦「クラフト膳」全体のハーモニーを醸し出しています。
高岡市中川1-1-14 MAP-37
OPEN : 11:00~14:30 , 17:30~21:00(夜の営業は木・金・土のみ)
※通常(月)休ですが、期間中10/5は営業します。
tel : 0766-75-1248
コンマコーヒースタンド(スイーツ)
「シュークリームとコーヒーのセット」 680円
「日本酒と選べるおつまみセット」 780円
一年前、重要伝統的建造物群保存地区の山町筋の一角にオープンしたCOMMA, COFFEE STAND(コンマコーヒースタンド)。
築100年以上の土蔵造りの商家をリノベーションしたお店で、店内から山町筋を眺めながら、コーヒーやランチが楽しめます。
とっておきのさっくりとしたシュークリーム、挽きたてのシングルオリジンコーヒー、そして地産の野菜を使ったランチが人気です。
市場街期間中の特別メニューは、「シュークリームとコーヒーのセット」 さっくりとした焼きたてのシュー生地に、高岡の前崎養鶏の新鮮卵と八尾の低温殺菌牛乳を使用したカスタードクリームは注文を受けてから絞ります。「日本酒と選べるおつまみセット」 山田酒店セレクトの富山の限定日本酒と、高岡産むらさき芋と玉ねぎのキッシュ、なすとミョウガのグジェール(チーズ風味のシュー生地)、マッシュポテト自家製バジルソース併せなどから2品お選びいただけます。日本酒のグラスは、中村洋介さん作「MASU」。底に塗られた黒や朱のうるしが、見る角度で、またお酒が入ると全く異なる表情を見せる美しくどっしりしたマスです。シュークリームが乗る漆の小皿は、黒、朱、貯め塗りを使い分けたもので、日本酒セットの時には、ガラスの固い光に優しい光を放ちます。
高岡市小出町48-1 MAP-38
OPEN :10:00~18:00(金・土は21時まで営業)
tel : 070-5465-0993
山町茶屋(スイーツ)
今年は「御車山(みくるまやま)セット」が市場街期間中の特別メニュー、御車山の車輪に見立てた練り切りの上生菓子、色は前田利長公にちなんで、高貴で品のある淡い紫色。中には銘菓「とこなつ」にも使用される高級な白小豆のこしあん。そして「すはまの紅葉」をひとひら添えることで季節感を演出しています。上品な甘さ、なめらかな舌触りがすはまの独特の触感とマッチ。
地元高岡の陶芸作家・神谷麻穂さんの器で頂く抹茶とのセットが山町のゆったりとした世界へいざなってくれます。
高岡市木舟町38 MAP-39
OPEN : 11:00~17:00
tel : 0766-25-1117
関連イベント→クリエイ党展
和風カフェ次元(スイーツ)
「抹茶チョコレートフォンデュ」 ¥1,230(飲み物付き) ¥880(単品)
メニューは「抹茶チョコレートフォンデュ」
ワッフル、焼きマシュマロ、きなこだんご、抹茶わらび餅の4品を一口サイズにし、抹茶チョコレートフォンデュにつけていただき、最後に抹茶チョコを抹茶アイスにかけながら。
お店のこだわりは、とにかく抹茶! フォンデュの抹茶チョコは抹茶とホワイトチョコのベストな割合を探り出すまでに一年かけたもの、チョコの甘さに負けず劣らず、濃い抹茶の風味が凝縮された味わい深いもの。しかも作り置きが出来ないのでお客様の注文を受けてから作りますとのこと。
焼きマシュマロはトーチバーナーであぶりカリッとした食感を生んでいます。抹茶チョコをかけることで、アイスの表面からチョコが固まり、パリッとしたちょっと意外なイメージがチョコレートフォンデュで楽しんだ4品の柔らかな味わいにコントラストを与えてくれました。
つかわれる「器・月光」は、次元さんと地元のガラス作家梶原朋子さんの協同で生まれたオリジナルの器。その名のとおり、ガラスの器に円状に金箔・銀箔・銅箔があしらわれ、月の輪郭から漏れだす光を表しているそうです。
高岡市末広町14-46 MAP-40
OPEN :9:00~18:00 ※10/5(月)休
tel :0766-21-7739
タイキ(イタリアン)
「秋の季節のリゾット」 ¥1,200~¥1,400
「本日のスピエディーノ(串焼き) ¥1,000~時価
日々に入荷した新鮮な材料で料理されますので、その日の素材は行ってからのお楽しみです。地元メーカーの「北辰工業」が提案するアルミプレート(白と黒の2種)と、真鍮製の串を使って提供します。しっかりとした重みのある器とお料理を、存分にお楽しみください。
高岡市御旅屋町2-7 T.Iビル1F MAP-41
OPEN :18:00~26:00 ※10/5(月)休
tel :0766-21-5822
フロレゾン(ワイン)
「生ハムと季節の果物」¥800
「自家製ピクルス」 ¥500
ワイン ¥600~ (週末ワイン(金、土)は¥1,500~)
主役のワインを引き立てとして一緒に楽しむのは「生ハムと季節の果物」。イタリアのパルマ産の生ハムはその都度スライスし、果物とあわせてatelier七緒さんの白磁の”kasane 正角皿”(atelier七緒)でご提供。もう一品は、「自家製ピクルス」。季節の野菜を丁寧に付け込んだピクルスを、手作りの味わいが面白い神谷麻穂さんの銘々でお楽しみいただけます。
高岡市御旅屋町桐木町30-1 MAP-42
OPEN : 19:00~26:00
tel : 0766-54-5851
鮨金(寿司)
「富山湾寿司」(市場街限定版)味噌汁付 ¥2,500
魚は新湊・氷見で獲れたもの、ネタはその日によって変わりますが、これから秋ならではのネタをお楽しみいただけます。
表面がうっすらとべっこう色の白エビは、11月で今シーズンが終わるため、この時期が今年最後のチャンス。
ぶりはまだ早いですが、さっぱりした味が特徴のふくらぎも。
そして水ダコは日本海側ならではの味、ひらめの昆布締めは2~3時間ほどのさっぱりとした締め具合で、程よい脂と上に載った柚子が抜群の相性。あまえびの頭のみその軍艦巻きは、いろいろな「うまみ」が同時に押し寄せる濃厚で贅沢な一品。富山の味をたっぷり味わった後、市場街特別として輪島産の焼アナゴが一貫、ふっくらとした甘い味わいが口いっぱいに広がります。
つかわれる「すし下駄」は「土っぽいもの」という鮨金さんのリクエストを九谷焼の繊細さを生かした表現でまとめた、地元の陶芸作家梅田かん子さんのオリジナル作品です。
高岡市末広町50-13 MAP-43
OPEN : 12:00~13:30 , 17:30~21:30 ※10/4(日)休
tel : 0766-23-5781
盛盛(居酒屋)
「乾杯セット」 ¥1,000
今年は「乾杯セット」を準備いただきました。
富山湾の味のみりん干し、自家製のたこわさ、そしてミョウガの酢漬けの組み合わせ。噛めば噛むほど「みりん干し」の甘い味が口の中に広がり、コリコリとした「たこわさ」はわさびとの相性抜群、そして「ミョウガ」で口の中をさっぱり。合わせるお酒は苗加屋を冷おろしで・・・
磨きこんだカウンターに映える器は、能作・錫プレート、合わせる小鉢は、2年前のクラフトコンペの入選作の挽き物。さらに錫の片口とぐい飲み(金属工房かんか作品)
高岡市御旅屋町1216 VAMOSビル1F MAP-44
OPEN : 17:00~23:00
tel : 0766-75-1118